のらぼう菜は春まきも便利
10年ほど前、野口種苗さんから購入したのらぼう菜の種。
毎年こぼれ種で更新し続けて、今年も生えてます。
秋に芽が出ていた苗3株は、冬のうちに植え替えて場所を移動し4月から花芽を採ります。
直売所だと結構長めに束ねて売っていますが、
うちは花が咲く直前の花芽の先端から脇芽の上までの5〜8cmを手でポキッとかきます。
花芽だけっていうのがまた簡単でいい。
脇芽も次々1ヶ月弱採り続けて、花を咲かせてというか、
つい採り遅れて花が咲いてしまって終わりになります。
のらぼう菜は他のアブラナ科と交雑しないので、
何の心配もせずこのままカラカラに枯れるまで、菜園で種を熟成させます。
今年はまじめに一部を種取りして保管し、残りは畑の隅に放置です。
そのうちこぼれて、また来春生えてきてくれます。
3月下旬に生えてきた苗は、今こんな感じ。
これは完全にこぼれ種から。
今年も好きなように生えてきました。
小松菜と同じように、炒め物、汁物、何でも使っています。
昼は炒飯に、夜は味噌汁と野菜炒めに。
外側の葉からかきとれば、すぐにその内側が大きくなるので、しばらく葉物に困りません。
手のひらを広げたくらいの大きさまで育った外葉をかきとっています。
大きくなる前の方が柔らかくていいみたい。
アブラナ科なので少しアオムシがつきますが、
畑の一角にたくさん生えているので問題なし。
秋まきも春まきも、家庭ではどちらも使えてありがたい。
さすが1767年に種を配布した記録があるほど、便利な野菜です。